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水族館の人気者、ラッコ。ところが昔はラッコ自身よりもその毛皮の方が人気だったんだって。たくさんのラッコがねらわれて、一時は絶滅(ぜつめつ)しそうだったんだ。


体長:110cm
体重:34kg
(出典(しゅってん):新世界絶滅危機(ぜつめつきき)動物図鑑(ずかん)(図書館版(ばん)) 学研)

北太平洋の海岸にすんでいるよ。
海にもぐって、ウニやアワビ、エビ、カニなどをつかまえて食べるよ。おすし屋さんみたいだね!
ラッコといえば、貝やカニのカラを上手に割(わ)ることで有名。おなかの上には石を置(お)くことが多いんだって。ラッコは道具を使うめずらしい動物なんだ。
毛皮が高級品として人気だった
あお向けでのんびり海にうかぶ姿(すがた)がかわいいラッコ。おなかの上で貝を割(わ)るしぐさもユーモラスで、水族館では大の人気者だ。ところが意外なことに、昔はラッコ自身よりも、その毛皮の方が人気だった。高級品として高く売れたので、たくさんのラッコがねらわれ、20世紀(せいき)の初(はじ)めには絶滅寸前(ぜつめつすんぜん)まで数が減(へ)ってしまったのだ。

ラッコが海にもどってきた!
およそ100年前にラッコを保護(ほご)する決まりができて、今では北太平洋のあちこちの海岸でふたたびラッコの姿(すがた)が見られるようになった。しかし、まだまだ安心はできない。人間につかまることは減(へ)ったものの、今度は海の汚染(おせん)がラッコを困(こま)らせているのだ。特(とく)に石油を運ぶタンカーの事故(じこ)では、流れ出た原油によって多くのラッコが命を落としたと言われている。
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