印刷用製品
2009年2月
コニカミノルタグラフィックイメージング株式会社(以下、コニカミノルタ)は、印刷物制作における色校正と本機印刷におけるカラーマネージメント精度の向上にむけ、ソリューション開発・提供を行っております。
今回、東洋インキ製造株式会社様(以下、東洋インキ)のユニバーサルデザインコンセプト(CUDの普及、CSR活動の一環としてのCUDツールの開発、無償配布により、「誰もが快適に暮らせる社会の実現をお手伝いしていく」という事業方針)に賛同し、両社にて印刷物制作における「CUD対応印刷物制作ワークフロー」を確立いたしました。
これにより、CUDに配慮した印刷物作りを具体的に進めることができ、印刷物の発注側と制作側の両面から社会貢献活動を推進することができます。
なお、近日中に「CUD対応印刷物制作ワークフロー」についてのセミナーを予定しております。
CUDとは、色覚タイプの違いによる不便さをデザインの段階から取り除いていこうという考え方です。
人間の色覚は大きく5つのタイプに分類されます。その中で、「色覚障がい」、「色弱」などと呼ばれる色覚タイプの方が、日本国内に約320万人存在すると言われています。特に男性では5%(20人に1人)の確率で存在するとされています。
これらの色覚タイプは、一般的に「色自体の見え方が異なる」と同時に「特定の色同士が判別しにくい」という特性を持っています。
本ワークフローでは、これらの色覚タイプの方にも情報がもれなく正しく伝わるように、CUDに配慮された適切な印刷物が制作できることを実現いたします。

さまざまな色覚のタイプの方にも正しく情報が伝わります。

さまざまな色覚タイプを意識したデザインをする場合に、どのような色をどのように配色すればよいかを確認しながら作業を進められるカラーパレット形式のソフトウェアです。
画面上のパレットから使用したい色を選んでクリックするだけで、さまざまな色覚タイプの方にとって判別しやすい配色パターンを作成できます。

すでに制作されたデザインが色覚タイプごとに、どの様に見えているかを確認するとともに、見えづらい色を自動的に色変換してくれるツールです。
色覚タイプ別の画像の見え方を簡単にチェック(シミュレーション)できます。
画像中から判別しづらい配色部分を自動抽出できます。コンピュータが自動抽出するため、オペレータや作業環境によるバラツキがありません。
自動抽出された判別しづらい配色を適切な配色に自動変換できます。

デジタルコンセンサスプレミアムへの移植専用プロファイルで、CMYKに計算済みのDeviceLinkProfileとベタ色制御ファイルとなります。
デジタルコンセンサスプレミアムのユーザー様は、「会員制HPデジコンネット」
からCUDプロファイルを無償でダウンロードした上で、プレミアム独自の色移植機能を活用してお使いいただけます。
また、それらのCUDプロファイルは、東洋インキ製造株式会社のオフセット印刷標準色(コート紙、マット紙、上質紙)に準じておりますので実際に印刷しやすい色となっております。

このCUDカラーバランスチェック用フォームをCUDプロファイル導入後に出力することで、カラーバランス(CMYK/RGB)の確認をしていただけます。
東洋インキ製造株式会社 カスタマー・ネットワーク本部 マーケティング部 Tel:03-3272-5719
コニカミノルタグラフィックイメージング株式会社 マーケティング部 Tel:03-5297-5609