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「平成20年度 コニカミノルタ画像科学奨励賞」受賞者が決定
2009年1月16日
コニカミノルタ画像科学振興財団(理事長:植松 富司、コニカミノルタホールディングス株式会社 特別顧問)は、画像科学の研究に従事する若手研究者を対象に公募しましたコニカミノルタ画像科学奨励賞(助成金総額500万円)の受賞者を下記のとおり決定いたしました。
「画像科学奨励賞」は平成6年のスタート以来、第15回を迎えました。今年度は、「画像に関する材料及びデバイスの研究」、「画像に関するシステム及びソフトウェアの研究」、「画像に関するその他の先端的な研究」の3分野により研究テーマを募集したところ、59件のご応募をいただきました。選考は、本多健一氏(東京工芸大学名誉学長)を委員長とする奨励賞選考委員会(委員11名)において、発想の独創性・波及効果・計画の実現性等の視点から行いました。今年度は受賞テーマ4件と募集いたしましたが、優秀かつ独創的な研究テーマが多い中、最終選考により受賞者5名を決定いたしました。
授賞式は2009年2月に東京・千代田区のコニカミノルタホールディングス株式会社で行います。
受賞者及びテーマ(五十音順)
石河 睦生(いしかわ むつお)氏(東京工業大学大学院 総合理工学研究科 特別研究員)
「3次元超音波イメージング用マトリクスアレイ圧電薄膜トランスデューサ」
大寺 康夫(おおてら やすお)氏(東北大学大学院 工学研究科 准教授)
「マルチバンド画像計測用フォトニック結晶型モザイク波長フィルターの研究開発」
高橋 幸生(たかはし ゆきお)氏(大阪大学大学院 工学研究科 特任講師)
「X線回折顕微法のための超解像位相回復アルゴリズムの開発と金属材料のナノ組織解析への応用」
波部 斉(はべ ひとし)氏(奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 助教)
「デジタルカメラを用いた発展途上国向け白内障スクリーニングシステム」
山谷 泰賀(やまや たいが)氏(独立行政法人放射線医学総合研究所 主任研究員)
「がん診断と治療を融合する開放型PET装置の開発」