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2003年10月1日 コニカミノルタグループ 事業再編・統合

2003年9月30日
コニカミノルタホールディングス株式会社

コニカミノルタホールディングス株式会社(代表執行役社長 岩居 文雄)および当社のグループ会社は、統合効果とシナジーが最大になるようグループ内の事業を10月1日付で再編・統合し、6事業会社と2共通機能会社の新しい企業グループを形成いたします。
また、コニカミノルタホールディングス株式会社は、持株会社としてグループを統括し、事業ポートフォリオ経営を推進するとともに、経営の透明性を高め、企業価値の最大化を目指してまいります。

コニカ株式会社とミノルタ株式会社は、本年1月の経営統合の発表以来、5月に株式交換契約の締結、6月の株主総会における株式交換契約の承認可決を経て、8月5日には株式交換による経営統合に至りました。
経営統合発表から10月1日の事業再編・統合に至るまで約9ヶ月といった、極めて短期間での統合の実現は、経営方針の一つである「スピード経営」を実践したものです。
また、この10月1日の事業再編により、統合の基本スキームが予定通り完成し、新たなコニカミノルタグループの誕生となります。

コニカミノルタグループは、「新しい価値の創造」を経営理念とし、「イメージングの領域で感動創造を与え続ける革新的な企業」、「高度な技術と信頼で市場をリードするグローバル企業」を経営ビジョンとしております。また、イメージングの世界でお客様に必要不可欠なものを提供し、必要不可欠な企業であることを目指しており、「The essentials of imaging」を企業メッセージとしております。
そのために「事業の主力分野でトップポジションを獲得すること」「強靱な財務基盤を持ち継続的発展を果たすこと」「グローバルな視点を持ってオープン、フェアな風土を創ること」「世界に誇れる技術と着想力を持つこと」を4つの基本姿勢としてまいります。
各事業は、新たな事業戦略の下、再編・統合の効果とシナジーを最大限に発揮、競争力の大幅な向上を図り、各事業の主力分野でトップポジションを獲得し、世界規模の企業となることを目指してまいります。

事業再編後のコニカミノルタグループの概要

分割契約及び合併契約により、コニカミノルタグループは2003年10月1日に以下のとおり再編されます。

コニカミノルタホールディングス株式会社

事業内容
:持株会社として、グループ経営戦略の策定・推進、グループ経営の監査・管理等
本店所在地
:東京都千代田区
代表者
:代表執行役社長 岩居文雄  代表執行役副社長 太田義勝
資本金
:37,519百万円
発行済株式数
:531,664,337株
決算期
:3月31日
従業員数
:約140人
主要取引銀行
:東京三菱銀行、UFJ銀行、三井住友銀行
平成15年度連結売上高見込み
:11,420億円

コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社

事業内容
:複写機・プリンタ・マイクロフィルム用読取/出力機器・ファクシミリ及び関連消耗品等の製造、販売並びに関連サービスの提供
本店所在地
:東京都千代田区
代表者
:代表取締役社長 太田義勝
資本金
:500百万円
株主構成
:コニカミノルタホールディングス株式会社100%
決算期
:3月31日
連結従業員数
:約22,000人
平成15年度連結売上高見込み
:6,170億円
主な方針
:コニカミノルタの中核事業として事業拡大と収益・キャッシュフローを創出してまいります。

コニカミノルタオプト株式会社

事業内容
:光学製品・関連機器及び電子材料等の製造、販売
本店所在地
:東京都八王子市
代表者
:代表取締役社長 松丸 隆
資本金
:500百万円
株主構成
:コニカミノルタホールディングス株式会社100%
決算期
:3月31日
連結従業員数
:約1,900人
平成15年度連結売上高見込み
:1,080億円
主な方針
:コニカミノルタグループの戦略事業として位置づけ、世界最強の光学デバイス企業を実現します。

コニカミノルタフォトイメージング株式会社

事業内容
:一般用及び業務用写真感光材料、証明写真、インクジェットメディア、関連機器等の製造、販売並びに関連サービスの提供
本店所在地
:東京都新宿区
代表者
:代表取締役社長 岩間秀彬
資本金
:500百万円
株主構成
:コニカミノルタホールディングス株式会社100%
決算期
:3月31日
連結従業員数
:約3,900人
平成15年度連結売上高見込み
:1,660億円
主な方針
:銀塩フォト事業の構造改革と新しい事業への転換による収益確保を図ります。

コニカミノルタカメラ株式会社

事業内容
:デジタルカメラ、フィルムカメラ、レンズの写真機器等の製造、販売並びに関連サービスの提供
本店所在地
:大阪府堺市
代表者
:代表取締役社長 藤井 博
資本金
:500百万円
株主構成
:コニカミノルタホールディングス株式会社100%
決算期
:3月31日
連結従業員数
:約4,100人
平成15年度連結売上高見込み
:1,610億円
主な方針
:DSC(デジタルスチルカメラ)を機軸に事業拡大を目指してまいります。

コニカミノルタエムジー株式会社

事業内容
:医療・印刷用材料、機器等の製造、販売並びに関連サービスの提供
本店所在地
:東京都新宿区
代表者
:代表取締役社長 河浦照男
資本金
:500百万円
株主構成
:コニカミノルタホールディングス株式会社100%
決算期
:3月31日
連結従業員数
:約2,900人
平成15年度連結売上高見込み
:1,530億円
主な方針
:安定事業と位置づけ、ドライ・デジタル商品の積極展開により収益の確保を図るとともに、サービスを収益源とする事業構造に転換を進めてまいります。

コニカミノルタセンシング株式会社

事業内容
:写真用・産業用・医療用計測機器等の製造・販売
本店所在地
:大阪府堺市
代表者
:代表取締役社長 古川 博
資本金
:495百万円
株主構成
:コニカミノルタホールディングス株式会社100%
決算期
:3月31日
連結従業員数
:約400人
平成15年度連結売上高見込み
:105億円
主な方針
:非接触3次元形状計測分野への集中による安定収益の確保を図ってまいります。

コニカミノルタテクノロジーセンター株式会社

事業内容
:研究開発の受託、新規技術の事業化推進及び知的財産の管理・運営サービス提供事業等
本店所在地
:東京都日野市
代表者
:代表取締役社長 小野寺薫
資本金
:50百万円
株主構成
:コニカミノルタホールディングス株式会社100%
決算期
:3月31日
連結従業員数
:約800人
平成15年度連結売上高見込み
:グループ内売上であるため記載いたしません

コニカミノルタビジネスエキスパート株式会社

事業内容
:各種経営支援、間接機能サービスの提供事業等
本店所在地
:東京都八王子市
代表者
:代表取締役社長 石原俊昭
資本金
:495百万円
株主構成
:コニカミノルタホールディングス株式会社100%
決算期
:3月31日
連結従業員数
:約1,400人
平成15年度連結売上高見込み
:グループ内売上であるため記載いたしません

(注記)

※1:各項平成15年度連結売上高見込みは、コニカおよびミノルタそれぞれにおける平成15年度事業計画による売上高の単純合算額です。(平成15年5月15日に公表した数値)
※2:コニカミノルタホールディングス(株)の売上高11,420億円は、各事業会社の合算額(12,155億円)からその他の外部売上とグループ間の内部売上を調整したものです。

各社別計数目標

【億円】

      2002年実績 2003年計画 2005年計画
コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 売上高 5,947 6,170 7,000
営業利益 526 455 900
コニカミノルタオプト株式会社 売上高 541 1,080 1,200
営業利益 124 120 200
コニカミノルタフォトイメージング株式会社 売上高 1,631 1,660 1,500
営業利益 83 40 90
コニカミノルタカメラ株式会社 売上高 1,176 1,610 2,000
営業利益 21 58 120
コニカミノルタエムジー株式会社 売上高 1,174 1,530 1,400
営業利益 93 90 130
コニカミノルタセンシング株式会社 売上高 97 105 130
営業利益 20 20 30
コニカミノルタホールディングス株式会社・連結調整含む 売上高 306 △735 △230
営業利益 △95 △93 30
合計 売上高 10,872 11,420 13,000
営業利益 772 690 1,500
為替レート:US$115円、EURO120円
2003年計画の各事業会社の売上は、各事業会社間の取引が含まれています。
計画は暖簾代を除いています。

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